訪日外国人向けの無料Wi-Fiサービスは便利なのか?

訪日外国人向けの無料Wi-Fiサービスは便利なのか?

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こんばんは。
k-skです。
上記の画像とは全く逆ですが、ここ2日メチャクチャ寒いですね。。風邪を引いている人もだいぶ増えてきているようですので、皆様体調管理には十分にお気をつけ下さい。
私は、社会人になって10年間病欠無しが自慢でございます。馬鹿はなんとやらと申しますが、体調管理の賜物だと考えております。
さて、2020年のオリンピックに向けて、地下鉄の各駅で無料Wi-Fiサービスが開始されるそうです。
東京の地下鉄143駅で無料Wi‐Fiサービスを開始!12月1日から!
日本民営鉄道協会の情報によると、少し古いですが、2014年3月末現在で東京の地下鉄の駅数は179駅となっていますので、約8割がカバーされているようです。
出典元
少し前までは地下鉄では3Gの電波も拾えなかったことを考えると素晴らしい進歩ですね。
で、この地下鉄のWi-Fiを利用するためには、以下のアプリをインストールする必要があるようです。
skitch

このアプリの便利な点は、その他の無料Wi-Fiサービスについて、本来はそれぞれに会員登録をする必要があるのですが、このアプリを利用すれば個別のサービスへの会員登録は不要でアプリへの会員登録のみでOK、という点みたいです。
つまり、無料Wi-Fiサービスの統合アプリみたいなイメージですかね。確かに一時的に日本に滞在するような旅行者にはもってこいのサービスですね。旅行者じゃなくとも十分にメリットがあるアプリだと思います。

無料Wi-Fiの落とし穴

ただ、このアプリで注意すべきなのが、以下の点。
skitch
このアプリの通信は暗号化されていないのです!
暗号化されてない無料Wi-Fiのリスクについては皆さん既にご認識済だと思いますが、まだご存知無い人のためにこちらをご紹介。リスクについて図で解説されていてイメージがつかみやすいです。
“暗号化”なしがほとんどの無料Wi‐Fiを安全に使うには?
ということで、無料Wi-Fiがいっぱい使える!と安易に喜んでガンガンこのアプリを使っていると、パスワードが読み取られてアカウントが乗っ取られてしまう!なんてことも起きてしまうかもしれません。

無料Wi-Fiを安全に使うために

じゃー、無料Wi-Fiって全然使えないじゃん!ってことになりそうですが、そんなことはありません。
しっかりと対策をすれば、無料Wi-Fiも安全に利用することができます。

①意図しないネットワークに自動でつながってしまわないようにWi-Fiの自動接続をOFFにする
何の根本的な解決にはならないんですが、リスクを低減するという意味では効果があります。自動接続をONにしていると、過去に接続したことのあるネットワークに勝手に接続してしまうため、意識しないうちに危険なネットワークにつながってしまう可能性があります。Wi-Fiの自動接続をOFFにすることで、この危険性を排除することが可能となります。
ただ、Wi-Fiの自動接続をOFFにすると、自分の家など本来Wi-Fiを使いたい場所でわざわざONにする手間が必要になるので、あんまりお勧めしないですね。。。
②VPNを導入する
こちらの永江さんのブログで紹介されて知った方法です。
ノマドや海外でWiFi使う方は必須だと思う、VPNソフトを入れてみたよ
VPN(Virtual Private Network)とは、まあそのままなんですが、仮想的な専用線を構築して、のぞき見や改ざんなどの不正アクセスを防ぎ、安全な通信を可能にする技術の総称、と考えて頂ければよいかと思います。
上記のブログにも記載されていますが、このVPNを導入するためには専用のソフトを導入する必要があります。調べてはみましたが、以下のソースネクストのソフト以外はあまり販売されていないようです。(私の調査が不足しているだけかもしれないのでご参考まで。)

あと、VPNソフトではないのですが、以下のアプリでもVPNを利用できるみたいです。
アバスト! セキュアライン for iOS
skitch
値段は、年間2000円みたいなので、ソースネクストのソフトと同じぐらい。調べた限りではあまり使っている人はいないみたいですので、効果のほどは不明ですが。。。
あと、OSごとにライセンスの購入が必要なようですので、単純に考えてソースネクストのほうがお得ですね。

私はどうかというと、最近は無料Wi-Fiが怖くてテザリングばっかりしてました。
でも、格安SIMへの乗り換えも考えているので、データ通信量を抑えるためにも無料Wi-Fiは利用可能な状態にしておきたいなと。
ということでソースネクストのWi-Fiセキュリティを購入しようと検討中でございます。