ヒデ監修の日本酒アプリ「Sakenomy(サケノミー)」 いいんだけどちょっと微妙かも。。。

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こんばんは。
k-skです。
skitch
突然ですが、日本酒って美味しいですよね。自分、若い頃はビール一辺倒でしたが、最近はビールからの日本酒という流れになりつつあります。
でも、日本酒って銘柄が多いせいか、自分がどの銘柄の日本酒を飲んだのかをほぼ覚えていない。。。。まあ、日本酒を飲むタイミングでは既に酔っぱらっているから、ってこともあるのでしょうが。。。
しかし、いい大人として日本酒ぐらい語れるようになりたい!
そういう味が好きなら、この銘柄が合うと思うよ、って言いたい!
でも自分の飲んだ銘柄は覚えられない!
というジレンマに陥っていたんですが、そんなときにこんなニュースを見つけました。
元サッカー選手・中田英寿氏が「日本酒アプリ」監修–約1000種の味など収録
おお!日本酒アプリ!
スマホで写真を撮ってデータベースから検索可能。撮った銘柄を登録できるし、登録した銘柄からお勧めの銘柄も提案してくれる!
ということで早速インストール。
アプリの価格は無料です。
こちらがホーム。
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マイページに登録した銘柄の情報からお勧めの日本酒を提案して表示してくれます。これはいい機能ですね。日本酒ってお店の人や詳しい人に聞いて好きなものを手探りで探していくことが多いので、銘柄をお勧めしてくれる機能は純粋に嬉しい。
で、タブバーにあるカメラのボタンを押すと、日本酒のラベルをスキャンできる画面となります。
こちら。(家に日本酒はないのでビールで代替。)
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ラベルの文字の部分を認識すると、その箇所がキラキラって光ります。ちょっとダサい感じ。
で、このスキャンの能力がどの程度かを把握するために・・・・使ったのはこちら。
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こんな感じで日本酒の写真がたくさん載ってますので、この雑誌の写真を使ってスキャン機能を試してみることにしました。
雑誌の写真をスキャンするのが結構難しかったんですが、スキャンがうまくいくと
で、このスキャン機能ですが、問題なのはデータペースに登録されていない銘柄だと全く反応しない。。。。スキャン機能だからなのか、スキャンできないものについては、写真を撮って保存することもできない。。。データベースに存在しないものだからこそ、アプリに登録して覚えておきたいんですけど。
まあ、そんなに珍しい銘柄を飲むことは無いでしょうから、そこまで困らないのかもですが。
これは今後のアップデータに期待ですね。
と文句を言ってしまいましたが、スキャン機能に関連して1点これはいいなと思ったが、登録した銘柄について味を採点する機能があること。
「香り」が華やかなのか、穏やかなのか、また「味わい」が濃厚なのか淡麗なのかを、自分の味覚で判断してマッピングするのですが、マッピングした結果(自分の味覚)と、プロの味覚と、アプリを使っている他の人の味覚を比較することができます。
日本酒に限らずお酒の味ってわかりづらいし表現しづらいので、自分の味がプロとか他の人とあっていることを確認できるのは、かなり嬉しいです。後から見返したときに、この銘柄どんな味だったっけ、と思い出すこともできますしね。
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ちなみに上記は私の登録した結果。プロの味覚とも、他の人の味覚とも近かったので一安心。私の舌も捨てたもんじゃない。
次に、タブバーの一番右に配置された「マイページ」。
スキャンした銘柄がマイページに保存されて、後から確認することができます。
保存した銘柄は、「飲んだ!」というものと「飲みたい!」というものに分類することができます。
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全体的な感想としては、ラベルのスキャンであったり、味のマッピングであったりと、なかなか面白い機能が搭載されているので、使い勝手はよさそう。
でも、アプリ自体はもっさりしているし、データベースに登録されていない銘柄が登録できないなど、機能面での不足がまだまだ見受けられます。
なので、もっと頻度あげてガシガシ更新していって欲しいな、と思うばかりです。せっかくヒデが監修してるんですしね!
最後に、気になるのが、このアプリのマネタイズ。
今のところ、とくにお金を稼げる箇所はないですね。
記事には、今後の拡張として蔵本や飲食店の情報を掲載していく、と記載されていますが、個人的に欲しいのは、そのお酒をアプリから購入できる機能でしょ!
目の前で飲んだお酒が気に入ったら、アプリを使ってその場で注文。数日後には家にその銘柄の日本酒が届く。素晴らしい。
このアプリが、日本酒好きの人のデータベースとしてプラットフォームになることができれば、いろいろと広がりのあるアプリになれそうですね。日本酒は外国の人にも人気が出てきているみたいなので、2020年のオリンピックに向けて流行って行く可能性があるアプリだと思います。
ということで、とりあえず私はこのアプリを使っていってみようかと。
他の日本酒アプリもあると思うので、そちらもいずれレポートしようかと思います。